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上町台地名水巡り [ウォーキング大阪市]

「上町台地名水巡り」に参加してきました。(20230314)
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紫木蓮(シモクレン)


コロナ感染に注意しながら、殆ど枯れているが、今も残る上町台地の名水などを巡ってきました。(2023/03/05)


当日は晴れ、14.8℃。気持ち良いウォーキングになりました。


集合場所のてんしばから四天王寺、天王寺七坂界隈、愛染堂、高津宮、真田山公園、玉造稲荷神社、大阪城を経由して大阪城公園駅まで約12km歩きました。
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てんしばを出発します。
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直ぐに、谷の清水に着きました。

谷の清水(#01)
四天王寺南門の南、庚申堂南向かいにある。現在も湧出中である。水源は当井戸から約10m南西の民家庭先にある同型の井戸で、そこから桶でひいていた。この元井戸の水も涸れてきたので、昭和51年より現井戸の地下約15mをボーリングしポンプで汲み上げている。戦前は井戸の向かい側にあった風呂屋、庚申堂の前にあった醤油醸造所がこの井戸の水脈を利用するほど水量は豊富であったそうです。
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四天王寺
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四天王寺の中にある名水です。

亀井の水(#02)
四天王寺金堂内地底にあるとされる青龍池から流れてくると伝わる「白石玉出の水」とも呼ばれます。亀井堂の中央に設けられた石造りの亀の口から竹筒を通して水が流れ、その水に戒名を記した経木を浮かべて弔う「経木流し」の信仰があるため、彼岸には先祖を供養する人々が多く訪れます。この水の流れはさらに、新清水寺の滝となっているともいわれているそうです。
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安居神社の中にある安居の清水です。


安居の清水(#03)
飲ませると子どもの癇の虫が治まるとの意味から、俗称は「かんしづめ(癇静め)の井」。安居神社の社務所脇崖下に1mほどの空井戸とそれを取り巻く玉垣が現存します。安居神社は菅原道真が大宰府に左遷される途中に滞在したところで、そのとき患った病気を井戸の水で癒したと伝わっているそうです。
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天王寺七坂にある名水です。


増井の清水(#04)
高さ2mほどの岩組の間から湧き出る水を溜めたもので、広さは8畳ほどとの説明があります。水溜場は上下2段に分かれ、江戸時代は上段を武士、下段を町人に汲み取らせていました。かつては酒の醸造にも用いられるほどで「合酒の清水」ともいわれましたが、2か所あった元井戸は跡形もなく、現在は下段の屋形を残すのみだそうです。
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玉出の滝(#05)
境内崖下にかかる京都清水寺音羽の滝をまねて、寛政8年(1796年)に作られた。現在でも滝に打たれて行をする人がたえない。傍らに「玉出滝碑」があり、滝川弥兵衛が嘉永元年(1848年)戌申3月に官許を得て手を加えたことが判るそうです。
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金龍水(#06)
天王寺七名水のひとつ。有栖の清水北方に建つ泰聖寺の境内に、水質佳良清冽比類ないと賞賛された金龍の水が湧き出ていました。ほのかな甘味を帯びた良質の水は、茶の湯として賞味され、奥庭には茶室がしつらえてあったといいます。また、泰聖寺は眼病回復で知られる柳谷観音の分霊所で、金龍の水で目を洗うと効能があるとの信仰がありました。長い間断水していましたが、現在は復元されているそうです。
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勝鬘院(愛染堂)に着きました。
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愛染霊水(#07)
山門に入ってすぐ右側にある。この水を飲めば種々の御利益があり、開運につながると信仰されてきた。また「愛染」が「藍染」に通ずることから一時期、紺屋など染物業者の信仰を集め、井戸前にある手洗鉢はこれらの業者の奉納したものである。勝鬘院参子者の手水用とある種信仰の対象になっているそうです。
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高津宮に着きました。
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梅ノ井(#08)
この場所から少し南側に流れ、道頓堀にそそぎこんでいた梅川のほとりにあった名水で、上町台地の伏流水が湧いていた「梅ノ井」。現在は空井戸だそうです。
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産湯稲荷神社にある名水です。

産湯の清水(#09)
昔、この付近の有力者、大小橋命(おおおばせのみこと)誕生のとき、産湯に用いたという伝えからこの名がある。味耜高須根命(あじすきたかすねのみこと)が当地に降臨したとき掘削したといい、日高清水・日高真名井清水・高津清水・産湯の玉の井などと伝説に彩られた清水だそうです。
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ここから北に向かって歩きます。



真田山公園に着きました。

ここで、昼食休憩になりました。
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昼食休憩後、玉造稲荷神社を経由して大阪城に向かいます。



玉造稲荷神社
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玉造稲荷神社にある名水です。

利休井(#10)
豊臣時代の千利休は玉造・禰宜町(当神社南側)に屋敷を構えた。この一帯は清水谷などの地名が残るように玉造清水と呼ばれる良質の水が得られ、利休が茶の湯に愛用したと『摂津名所図会大成』に記されている。また、当神社でも利休が生駒山系を眺め茶会を催したとの伝承が残り、利休ゆかりの地・玉造として昭和52年に「千利休居士顕彰碑」も建立された。平成18年には、同じ水脈であるこの利休ゆかりの井戸を大阪城甲冑隊(代表 河井計実)や大阪府立東住吉総合高等学校の福井一夫教諭や学生の協力のもと当時を偲ぶ井戸が再掘され、現代に甦ったそうです。
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越中井(#11)
この付近は細川越中守忠興(ただおき)の邸跡で、越中井はその邸内にあったものといわれている。慶長5年(1600)関ケ原戦の直前、忠興が家康に従い上杉攻めに出陣中、石田三成は在坂諸大名の妻子を人質にしようとしたが、忠興夫人玉子(洗礼名ガラシャ)はこれに従わず、家臣に胸を突かせて37歳の生涯を閉じた。近くのカトリック教会には、ガラシャ夫人像とキリシタン大名の高山右近(たかやまうこん)像があるそうです。
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森の宮駅近くの鵲森宮(かささぎもりのみや、通称:森之宮神社)にある名水です。

亀井水(#12)
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大阪城
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大阪城の中にある名水です。


銀名水(#13)
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この後、大阪城公園駅まで歩きました。





新型コロナウィルス
 3月13日(月)、東京の感染者数313人、大阪191人、沖縄41人、全国3,368人。7日平均前週比、沖縄が120%台になっているのが気になりますが、感染者数、死者数もだいぶ減ってきていますね。このまま、コロナが終息に向かってくれることを祈っています。



第72期王将戦七番勝負第6局
 藤井5冠と羽生九段の歴史的な対決の第6局。3月12日(日)佐賀県上峰町「吉野ケ里温泉ホテル」。藤井5冠、今回は後手番でしたが、角換わり早繰り銀に対して無難に駒を進めて勝利した感じですね。
羽生九段の通算100期は持ち越しになりましたが、いずれ達成されることを楽しみにしています。
(画像はネットから引用させていただきました)
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野球WBC日本代表
 日本代表はWBCの一次ラウンドを4勝0敗でプールB首位通過。大谷選手の第一戦の投手、第3戦の特大ホームランなど大活躍ですね。また、ヌートバーのペッパーミルパフォーマンス(胡椒を挽くパフォーマンス)、ファインプレーなども楽しみになりましたね。全員が今の調子を継続して、この先も活躍していくことを楽しみにしています。
(画像はネットから引用させていただきました)
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ご訪問していただきありがとうございました。





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