なにわのいにしえの名水めぐり [ウォーキング大阪市]
なにわのいにしえの名水めぐり(20220802)
ノウゼンカズラ
コロナ感染に注意しながら、「なにわのいにしえの名水めぐり」に参加しました。(2022/7/30)
当日は晴れ、35.5℃、日差しが強く汗ばむ中、大阪なにわの名水を巡ってきました。
寺田町駅近くの公園から、四天王寺、勝鬘院(愛染堂)、真田山公園、玉造駅まで、途中にある「いにしえの名水」を訪ねながら約7㎞を歩きました。
寺田町駅近くの公園を出発します。
暫く歩くと、四天王寺の南側にある本清水に着きました。
本清水
四天王寺南門の南、庚申堂南向かいにある。現在も湧出中である。水源は当井戸から約10m南西の民家庭先にある同型の井戸で、そこから桶でひいていた。この元井戸の水も涸れてきたので、昭和51年より現井戸の地下約15mをボーリングしポンプで汲み上げている。戦前は井戸の向かい側にあった風呂屋、庚申堂の前にあった醤油醸造所がこの井戸の水脈を利用するほど水量は豊富であったそうです。
四天王寺
以下の2か所は四天王寺の中にある名水です。
亀の井水
四天王寺金堂内地底にあるとされる青龍池から流れてくると伝わる「白石玉出の水」とも呼ばれます。亀井堂の中央に設けられた石造りの亀の口から竹筒を通して水が流れ、その水に戒名を記した経木を浮かべて弔う「経木流し」の信仰があるため、彼岸には先祖を供養する人々が多く訪れます。この水の流れはさらに、新清水寺の滝となっているともいわれているそうです。
逢坂の清水
逢坂の清水は一心寺の門前西、逢坂の途中にありましたが、明治末にたび重なった道路拡張で取り払われ、遺構が四天王寺境内の地蔵山に移されました。現在地には、木枠の井桁と10本の石柱が残されています。『摂津名所図会』に、「小坂清水ともいふ。清冽にして四時増減なし。茶に可なり」との記述があり、酷暑でも水枯れせず、茶の湯にも適した名水だったことがわかるそうです。
増井の清水
高さ2mほどの岩組の間から湧き出る水を溜めたもので、広さは8畳ほどとの説明があります。水溜場は上下2段に分かれ、江戸時代は上段を武士、下段を町人に汲み取らせていました。かつては酒の醸造にも用いられるほどで「合酒の清水」ともいわれましたが、2か所あった元井戸は跡形もなく、現在は下段の屋形を残すのみだそうです。
玉出の滝
境内崖下にかかる京都清水寺音羽の滝をまねて、寛政8年(1796年)に作られた。現在でも滝に打たれて行をする人がたえない。傍らに「玉出滝碑」があり、滝川弥兵衛が嘉永元年(1848年)戌申3月に官許を得て手を加えたことが判るそうです。
金龍水
天王寺七名水のひとつ。有栖の清水北方に建つ泰聖寺の境内に、水質佳良清冽比類ないと賞賛された金龍の水が湧き出ていました。ほのかな甘味を帯びた良質の水は、茶の湯として賞味され、奥庭には茶室がしつらえてあったといいます。また、泰聖寺は眼病回復で知られる柳谷観音の分霊所で、金龍の水で目を洗うと効能があるとの信仰がありました。長い間断水していましたが、現在は復元されているそうです。
勝鬘院(愛染堂)
愛染霊水
山門に入ってすぐ右側にある。この水を飲めば種々の御利益があり、開運につながると信仰されてきた。また「愛染」が「藍染」に通ずることから一時期、紺屋など染物業者の信仰を集め、井戸前にある手洗鉢はこれらの業者の奉納したものである。勝鬘院参子者の手水用とある種信仰の対象になっているそうです。
高津宮に着きました。
梅ノ井
この場所から少し南側に流れ、道頓堀にそそぎこんでいた梅川のほとりにあった名水で、上町台地の伏流水が湧いていた「梅ノ井」。現在は空井戸だそうです。
真田山公園に着きました。
このあと、玉造駅まで歩きました。
新型コロナウィルス
8月1日(月)、東京の感染者数21,958人、大阪7,282人、沖縄3,259人、全国139,687人。東京、大阪の感染者数は先週月曜日より少し減少していますが、全国、沖縄などは微増。また、夏休み、帰省など人の動きも増える時期、今後も増えていくのでしょうね。引き続き、マスク、アルコール消毒、手洗いなどの対策を続けていきたいと思います。早くコロナが終息することを祈っています。
マイナポイント第2弾
先日、マイナポイント第2弾の申請をしました。健康保険証利用申込み、公金受取口座登録で合計15000ポイントが貰えるとのこと。楽天Edy(7月29日開始)を指定しました。ポイント付与されるのを楽しみにしたいと思います。
ご訪問していただきありがとうございました。
ノウゼンカズラ
コロナ感染に注意しながら、「なにわのいにしえの名水めぐり」に参加しました。(2022/7/30)
当日は晴れ、35.5℃、日差しが強く汗ばむ中、大阪なにわの名水を巡ってきました。
寺田町駅近くの公園から、四天王寺、勝鬘院(愛染堂)、真田山公園、玉造駅まで、途中にある「いにしえの名水」を訪ねながら約7㎞を歩きました。
寺田町駅近くの公園を出発します。
暫く歩くと、四天王寺の南側にある本清水に着きました。
本清水
四天王寺南門の南、庚申堂南向かいにある。現在も湧出中である。水源は当井戸から約10m南西の民家庭先にある同型の井戸で、そこから桶でひいていた。この元井戸の水も涸れてきたので、昭和51年より現井戸の地下約15mをボーリングしポンプで汲み上げている。戦前は井戸の向かい側にあった風呂屋、庚申堂の前にあった醤油醸造所がこの井戸の水脈を利用するほど水量は豊富であったそうです。
四天王寺
以下の2か所は四天王寺の中にある名水です。
亀の井水
四天王寺金堂内地底にあるとされる青龍池から流れてくると伝わる「白石玉出の水」とも呼ばれます。亀井堂の中央に設けられた石造りの亀の口から竹筒を通して水が流れ、その水に戒名を記した経木を浮かべて弔う「経木流し」の信仰があるため、彼岸には先祖を供養する人々が多く訪れます。この水の流れはさらに、新清水寺の滝となっているともいわれているそうです。
逢坂の清水
逢坂の清水は一心寺の門前西、逢坂の途中にありましたが、明治末にたび重なった道路拡張で取り払われ、遺構が四天王寺境内の地蔵山に移されました。現在地には、木枠の井桁と10本の石柱が残されています。『摂津名所図会』に、「小坂清水ともいふ。清冽にして四時増減なし。茶に可なり」との記述があり、酷暑でも水枯れせず、茶の湯にも適した名水だったことがわかるそうです。
増井の清水
高さ2mほどの岩組の間から湧き出る水を溜めたもので、広さは8畳ほどとの説明があります。水溜場は上下2段に分かれ、江戸時代は上段を武士、下段を町人に汲み取らせていました。かつては酒の醸造にも用いられるほどで「合酒の清水」ともいわれましたが、2か所あった元井戸は跡形もなく、現在は下段の屋形を残すのみだそうです。
玉出の滝
境内崖下にかかる京都清水寺音羽の滝をまねて、寛政8年(1796年)に作られた。現在でも滝に打たれて行をする人がたえない。傍らに「玉出滝碑」があり、滝川弥兵衛が嘉永元年(1848年)戌申3月に官許を得て手を加えたことが判るそうです。
金龍水
天王寺七名水のひとつ。有栖の清水北方に建つ泰聖寺の境内に、水質佳良清冽比類ないと賞賛された金龍の水が湧き出ていました。ほのかな甘味を帯びた良質の水は、茶の湯として賞味され、奥庭には茶室がしつらえてあったといいます。また、泰聖寺は眼病回復で知られる柳谷観音の分霊所で、金龍の水で目を洗うと効能があるとの信仰がありました。長い間断水していましたが、現在は復元されているそうです。
勝鬘院(愛染堂)
愛染霊水
山門に入ってすぐ右側にある。この水を飲めば種々の御利益があり、開運につながると信仰されてきた。また「愛染」が「藍染」に通ずることから一時期、紺屋など染物業者の信仰を集め、井戸前にある手洗鉢はこれらの業者の奉納したものである。勝鬘院参子者の手水用とある種信仰の対象になっているそうです。
高津宮に着きました。
梅ノ井
この場所から少し南側に流れ、道頓堀にそそぎこんでいた梅川のほとりにあった名水で、上町台地の伏流水が湧いていた「梅ノ井」。現在は空井戸だそうです。
真田山公園に着きました。
このあと、玉造駅まで歩きました。
新型コロナウィルス
8月1日(月)、東京の感染者数21,958人、大阪7,282人、沖縄3,259人、全国139,687人。東京、大阪の感染者数は先週月曜日より少し減少していますが、全国、沖縄などは微増。また、夏休み、帰省など人の動きも増える時期、今後も増えていくのでしょうね。引き続き、マスク、アルコール消毒、手洗いなどの対策を続けていきたいと思います。早くコロナが終息することを祈っています。
マイナポイント第2弾
先日、マイナポイント第2弾の申請をしました。健康保険証利用申込み、公金受取口座登録で合計15000ポイントが貰えるとのこと。楽天Edy(7月29日開始)を指定しました。ポイント付与されるのを楽しみにしたいと思います。
ご訪問していただきありがとうございました。