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幹周り約8.85mの社頭大杉を観る(奈良市) [ウォーキング奈良市]

「幹周り約8.85mの社頭大杉を観る」に参加してきました。(20180703)

春日大社の社頭大杉
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奈良市内の推定樹齢1700年のクスノキなど歴史的な樹木を見てきました。

当日は曇り、最高気温34.5℃。暑かったですが、気持ち良いウォーキングになりました。

今回、観てきた樹木
(◆は案内板の情報、その他はウォーキング地図の掲載情報)
浄教寺(ソテツ)  ◆樹齢 250年、樹高 5.5m、幹周り 6.5m
慈眼寺(カキ)   ◆樹齢 3-400年、樹高12.0m、幹周り 2.7m
奈良豆比古神社(クスノキ)◆樹齢1200年、樹高30.0m、幹周り 7.5m
東大寺(イヌマキ)  樹齢 400年、樹高11.0m、幹周り 2.6m
手向山八幡宮(オガタマノキ)樹齢 300年、樹高18.0m、幹周り 2.4m
水谷神社(イブキ) ◆樹齢不明、樹高12.5m、幹周り 6.55m
春日大社(大杉)   樹齢800~1000年、樹高24.0m、幹周り 8.85m
春日若宮(大クス) ◆樹齢1700年、樹高24.0m、幹周り 11.46m
春日若宮(イチイガシ)樹齢 300年、樹高18.0m、幹周り 4.85m
飛火野(クスノキ) ◆樹齢 100年、樹高23.5m、幹周り 4.83m
春日大社参道(ムクロジ)◆樹齢 300年、樹高15.5m、幹周り 4.58m
興福寺(ムクノキ)   樹齢不明、樹高24.6m、幹周り 6.54m

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集合場所奈良駅を出発して浄教寺、慈眼寺、奈良豆比古神社を経由して東大寺まで歩きます。

集合場所の奈良駅
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奈良駅を出発して、三条通りを歩きます。
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暫く歩くと、浄教寺に着きました。

浄教寺(じょうきょうじ)
浄土真宗本願寺派 淨教寺は寛元二年(1244)、行延法師によって開基。行延法師は、河内国八尾の庄司真野行延(まの ゆきのぶ)といい、智勇兼備の武士であったが、浄土真宗、開祖親鸞聖人の直弟子となり、寛元二年三月出家して、法名を行延(ぎょうえん)と賜う。と淨教寺由緒略記に記されている。明治21年アーネスト・F・フェノロサ博士が淨教寺本堂で知事並びに市民への意義ある講演を行ったそうです。
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浄教寺のソテツ、樹齢 250年、樹高 5.5m、幹周り 6.5mだそうです。
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慈眼寺に向かいます。

慈眼寺(じげんじ)
厄除発祥の寺として有名。創建は聖武天皇の守り仏を安置したことがはじまり。市指定の文化財である天然記念物の柿の木がありました。
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慈眼寺のカキ、樹齢 3-400年、樹高12.0m、幹周り 2.7mだそうです。
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鴻池運動公園近くの広場で休憩になりました。
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奈良豆比古神社に向かいます。

奈良豆比古神社(ならずひこじんじゃ)
光仁天皇の父施基(志貴)親王などを祭る社。10月8日夜に行われる翁舞は町内の翁講中により奉納されるもので、国の重要無形民俗文化財(平成12年)に指定されているそうです。
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奈良豆比古神社のクスノキ、樹齢1200年、樹高30.0m、幹周り 7.5mだそうです。
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般若寺を通過します。
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転害門を通過します。
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東大寺が見えてきました。
綺麗な景色でした。
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東大寺に着きました。
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東大寺(とうだいじ)
大仏さまで知られる奈良時代の代表的な寺院で大仏殿は世界最大級の木造建築物。天平15年(743)に聖武天皇が盧舎那大仏造立の詔を発令し、その大仏を安置する寺として天平勝宝3年(751)に大仏殿が完成。以降次々と堂塔が建築され40年近くかかって伽藍が整いました。都が長岡へ移ったあとも歴代天皇の手厚い保護を受けて、興福寺とともに栄華を誇りました。しかし、治承4年(1180)平重衡の軍勢によって大仏殿をはじめ伽藍の大半を焼き払われてしまい、重源上人によって再興されましたが、永禄10年(1567)の三好・松永の乱で、わずかな建物を残して再度焼失してしまいます。現在の伽藍の多くは江戸時代に再興されたものだそうです。
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東大寺横の広場で昼食休憩になりました。

昼食休憩後、東大寺、手向山神社、水谷神社、春日大社、春日若宮、飛火野、興福寺を経由して奈良駅まで歩きました。

東大寺鏡池傍のイヌマキ、樹齢 400年、樹高11.0m、幹周り 2.6mだそうです。
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近くで鹿が食事をしていました。
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手向山八幡宮(たむけやまはちまんぐう)
紅葉の名所、手向山の山麓にあり天平勝宝元年(749)東大寺大仏建立のため、九州豊前国(大分県)宇佐八幡宮より東大寺守譲の神としてむかえ、まつられたそうです。
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手向山八幡宮のオガタマノキ、樹齢 300年、樹高18.0m、幹周り 2.4mだそうです。
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若草山の前を通過します。
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水谷茶屋がありました。
かき氷が美味しそうでした。
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水谷神社(みずやじんじゃ)
摂社で聖流水谷川に沿ってお祀りされており、上水谷・中水谷・下水谷の下社に相当し、素盞鳴命様・大巳貴命様・奇稲田姫様を御祭神としています。平安時代から幕末までの神仏習合時代は祇園精舎の守護神で医薬の神として尊崇され、「牛頭天王(ごずてんのう)」とされていました。例祭は4月5日で、通称「水谷神社鎮花祭」として親しまれています。古くより霊験あらたかな神様として名高く、病気平癒や子授けを祈る人が多いお社だそうです。
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水谷神社のイブキ、樹齢は不明だそうです。
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春日大社に着きました。

春日大社(かすがたいしゃ)
全国に約1000社ある春日神社の総本社。武甕槌命が白鹿に乗ってきたとされることから、鹿を神使とする。ユネスコの世界文化遺産に「古都奈良の文化財」の1つとして登録されているそうです。
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春日大社の社頭(しゃとう)(社殿の前)の大杉
幹周り周囲8.85m、高さ25m、樹齢約800年~1000年。700年昔の『春日権現験記』には幼木の姿で描かれています。その根元から斜めに延びているのは、槙柏(伊吹ともいう)で、直会殿の屋根に穴をあけてまで木を生かしているのは、特に樹木を大切にされる春日の神様の託宣(古社記)によるものだそうです。
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春日若宮(かすがわかみや)
春日大社の摂社。春日若宮おん祭は1136年、若宮様に長年の大雨・飢饉・疫病の根絶を祈願して以来、現在まで万民安楽を祈る祭礼として途絶えることなく続けられているそうです。

春日若宮の大クス、樹齢は1700年、樹高24.0m、幹周り 11.46mだそうです。
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春日若宮のイチイガシ、樹齢は300年、樹高23.5m、幹周り 4.83mだそうです。
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飛火野のクスノキ、樹齢は100年、樹高23.5m、幹周り 4.83mだそうです。
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春日大社参道のムクロジ、樹齢は300年、樹高15.5m、幹周り 4.58mだそうです。
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興福寺(こうふくじ)
南都六宗の一つ、法相宗の大本山の寺院。南都七大寺の一つ。「古都奈良の文化財」の一部として世界遺産に登録されているそうです。
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興福寺のムクノキ、樹齢は不明、樹高24.6m、幹周り 6.54mだそうです。
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この後、奈良駅まで歩きました。

奈良市内の歴史的な樹木を見て気を一杯もらってきました。

ご訪問していただきありがとうございました。



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